【どうする習志野】イトーヨーカドー津田沼店が2024年9月に閉店へ

京成新津田沼駅(JR津田沼駅前)に店舗を構えるイトーヨーカドー津田沼店が、2024年9月に閉店することがわかりました。同店は新京成電鉄新津田沼駅の駅ビルに入居しており、新京成電鉄では後継のテナントを探しているということです。

千葉県習志野市のイトーヨーカドー津田沼店が、9月に閉店することが分かった。

 運営するイトーヨーカ堂が22日、朝日新聞の取材に明らかにした。同店はJR津田沼駅近くにあり、かつては売り上げが全国の店舗で10年以上連続1位に。また近隣にあったデパートや大型スーパーと「津田沼戦争」と呼ばれる激しい商戦を繰り広げてきた。

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イトーヨーカドー津田沼店は1977年開業。津田沼駅周辺の商業集積の一翼を担う存在として、一時はイトーヨーカドーの店舗で全国一の売上を誇るなど大きな存在感を放ってきました。

しかし、新京成線の駅を挟んで反対側にイオンモール津田沼が開業(2003年)、近隣地域に食品スーパーが複数開店するなど競争が厳しくなっていました。

イトーヨーカドーは北海道・東北地域からの撤退を発表するなど業務の整理を行っていますが、今後注力するとされる首都圏の大型店舗でも閉店が決定することになり、先行きが危ぶまれます。

一方、津田沼駅周辺では大型商業施設の撤退が進んでおり、直近では2023年2月に津田沼パルコが閉店。イトーヨーカドー後継のテナントにもよりますが、今回のイトーヨーカドー閉店により、一時的にでも駅周辺の賑わいが減少することは避けられません。このまま津田沼駅の商業集積の退潮傾向が続くのか、注目されます。

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